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2024/07/16お知らせ
給湯器の排気ガスが臭いと感じた時の対処法や原因
日常生活に欠かせない給湯器から、ガスのような異臭がする…
こんな時は、正しい知識で早急に対応する必要があります。
ガス臭がしている状態を放置していると、ガス漏れによる引火や不完全燃焼によって一酸化炭素が発生するなど、大事故になる危険があります。
この記事では、給湯器の排気ガスが臭いと感じた時の対処法や原因を詳しく解説します。

給湯器の排気ガスが臭いと感じた時にまずやるべき5つのこと


①ガス・電化製品の使用を止める


給湯器から排気ガス臭を感じたら、直ちに給湯器やガスコンロなどのガス機器の使用を中止してください。ガス漏れがあると引火し、爆発する恐れがあり大変危険です。
また、扇風機やエアコンなどの電化製品も、静電気で引火する可能性があるので、使用を中止しましょう。

②換気をする


室内のガスを屋外へ排出させるために、窓を開けて換気をしましょう。
この際、換気扇を使わないように注意してください。静電気や火花で引火する危険があります。
効率よく換気するため、空気の通り道を作るように、窓を2箇所以上開けましょう。

③ガスの元栓を閉める


ガス機器の使用を中止したら、ガス漏れを最小限に抑えるために、ガスの元栓を閉めましょう。
元栓は、給湯器のガス管やガスメーター近くにあります。

④近隣住民に知らせる


ガス漏れをしている場合に備えて、近隣住民に知らせることが大切です。アパートやマンションは特に二次被害が起きやすいため、安全のためにも知らせるようにしましょう。

⑤ガス会社に連絡


屋外に逃げるなど自身の安全を確保できたら、念の為に契約しているガス会社に連絡をしてください。ガス会社に状況を伝えて、指示に従いましょう。

給湯器の排気ガスが臭いと感じる原因とは


・ガス漏れしている


給湯器からガス臭さを感じたら、ガス漏れが起きている可能性が高いです。ガス漏れを起こす原因は、給湯器の故障や部品の劣化・ガス管の破損・水漏れなどが考えられます。
これらの問題は、給湯器の使用年数が長ければ長いほど、起こりやすくなります。給湯器の寿命は10年前後が目安ですので、10年以上使用していて、経年劣化が見られる場合は、新しい給湯器に交換しましょう。

・ガスの残量が少ない


プロパンガスには、ガス漏れをした際にすぐ気付けるように、あえて臭いがつけられています。ガスの残量が少なくなると、ガス容器内でこの臭いの濃度が高くなります。
そのため、ガスの残量が少ないとガス臭さを感じやすくなります。ガスメーターを確認し、残量が少なくなっている場合は、早めにガス会社に連絡して補充してもらいましょう。

・不完全燃焼を起こしている


給湯器の内部にホコリや汚れが溜まることで、風通しが悪くなり、酸素不足で不完全燃焼を起こす場合があります。ホコリ以外にも、虫の死骸や落ち葉の蓄積、水漏れなどさまざまな要因があります。
不完全燃焼で発生する一酸化炭素を吸うと、中毒になってしまい、最悪の場合は命を落とす危険性があります。

給湯器がガスくさい時にしてはいけないこと


・換気扇のスイッチをつける


室内に充満したガスを屋外に逃すために、窓を開けて換気をすることは大切です。
しかし、その際に換気扇のスイッチをつけてはいけません。換気扇を起動する時に発生する、静電気や火花が引火してしまうからです。
「早く換気しないと!」と焦って換気扇をつけてしまいがちですが、大変危険ですので絶対にやめましょう。

・火器の使用


ガス漏れが原因で、室内にガスが充満している可能性があります。
この状態で火を使用すると引火してしまい、爆発や火災につながる恐れがあります。
タバコやライター、ガスコンロはもちろん、電子レンジや扇風機などの電化製品の使用もやめましょう。

まとめ


今回は、給湯器の排気ガスが臭いと感じた時の対処法や原因について見てきました。
ガス漏れは、爆発や火災、一酸化炭素中毒など大事故になる危険性がありますので、本記事でご紹介した対処法を参考にしながら、十分に注意して対処してください。
ガス会社は、24時間365日対応しているところが多いです。夜間だし…とためらわず、早めに契約しているガス会社に連絡をしましょう。
また、給湯器が古くなっている場合は、早めの交換がおすすめです。さまざまなトラブルに対応してもらえる業者に依頼すると、安心ですよ。

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