給湯器から異音がする

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給湯器からの異音が聞こえる場合、ほとんどの場合は給湯器が正常に動いている証拠ですが音の種類によっては故障の可能性があります。
考え得るケースを列挙しますので、故障かなとお考えの方は一度、ご確認ください。

作業員

「ブー」という音が聞こえる場合

「ブー」という音が聞こえる場合

給湯器は給水管から取り込んだ水をガスで着火し温めてお湯を作ります。その際、炎を燃焼させるための空気を送り込むファンモーターが搭載されています。このファンモーターは給湯器の起動と共に稼働しますので「ブー」という音はファンモーターの稼働音である可能性が高いです。

特に気にしなくても良い症状になりますが、音自体が違和感を感じる程大きい場合は故障の可能性があります。

「ウオーン」という音が聞こえる場合

「ウオーン」という音が聞こえる場合

給湯器本体から「ウオーン」という洗濯機の回り始めのような音が聞こえる場合は循環ポンプが作動している可能性があります。
循環ポンプは浴槽内のお湯をポンプの力で給湯器内に戻して、温めたお湯を再び浴槽内に排出する役割を持っています。

この循環ポンプが作動している際は、作業音がしますので入浴中に作業音が聞こえても問題はありません。

「ボンッ」という音が聞こえた場合

「ボンッ」という音が聞こえた場合

ガス漏れ、もしくは不完全燃焼を起こしている可能性が高いです。都市ガスは本来無臭ですが危険を察知できるように玉ねぎやにんにんくの腐った様なにおいがつけられています。

この音が聞こえて匂いがした場合は、ガス漏れしている可能性が極めて高い為、直ちに給湯器の使用を中止して、修理業者を手配して下さい。

「ピー」という高音が聞こえる場合

「ピー」という高音が聞こえる場合

高確率で給湯器内部のファンモーターに異常が起こっています。ファンモーターが不調のままガスを燃焼させる空気の供給が乱れる為不完全燃焼を起こす可能性があります。

この音が聞こえた場合は、給湯器の使用を中止し修理業者に連絡する様にしましょう。

給湯器本体の前面に貼ってある銀色のシールを確認して下さい。

また連絡する際、給湯器本体の前面に貼ってある銀色のシールを確認して下さい。製造年月日が【06.11】といった形で記載してあります。
頭の2桁は西暦の下2桁 後ろの2桁は月になりますので、06.11 は【2006年11月】製造という事になります。

製造より10年を経過した製品の部品をメーカーは原則保有していません。
(ただし汎用的な部品の場合は、その限りではありません)
つまり、10年以上経過した製品で部品故障が疑われる場合は本体交換となる事が多いです。
10年以上経過した製品からの異音が聞こえた場合は、修理ではなく最初から交換を見据えた方がいいかもしれません。