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- 2026/05/21お知らせ
- 給湯器交換の費用相場はいくら?種類・号数ごとの違いをわかりやすく解説
給湯器の調子が悪くなってくると、「交換にはどれくらい費用がかかるのか」「修理と交換のどちらが得なのか」と悩む方は多いのではないでしょうか。
実際、給湯器交換の費用は単純に本体価格だけで決まるわけではありません。号数や機能、設置タイプ、配管状況、追加工事の有無によって総額は大きく変わります。
一般的なガス給湯器であれば、工事費込みで10万円~30万円前後が一つの目安です。ただし、省エネ性能の高いエコジョーズや暖房機能付き給湯器、エコキュートなどを選ぶ場合は、さらに高額になるケースもあります。
この記事では、給湯器交換の費用相場について、号数別・種類別・機能別に整理しながら、わかりやすく解説していきます。見積もり時に確認したいポイントや、費用が高くなる理由についても紹介します。
給湯器交換の費用相場と総額の考え方
給湯器交換の費用は、大きく分けると「給湯器本体」と「工事費」の2つで構成されています。
本体価格は、号数や機能、メーカー、グレードによって異なります。一方、工事費には既存給湯器の撤去、新しい機器の設置、配管接続、試運転、リモコン交換などの作業費用が含まれます。
同じ給湯器への交換であれば比較的費用を抑えやすいですが、設置場所を変更したり、別タイプの給湯器へ変更したりすると、追加工事が発生するケースがあります。
給湯器交換費用の目安
一般的なガス給湯器の場合、工事費込みで10万円台~30万円前後が相場です。
シンプルな給湯専用タイプは比較的安価ですが、追い焚き機能付きやフルオートタイプになると価格は高くなる傾向があります。また、エコジョーズのような省エネタイプは本体価格が高めですが、ガス代を抑えやすい特徴があります。
さらに、床暖房や浴室暖房乾燥機に対応した暖房機能付き給湯器になると、工事内容も複雑になり、総額が上がりやすくなります。
ただし、これらはあくまで一般的な目安です。設置環境や追加工事の有無によって実際の見積もり金額は変わります。
見積もりで確認したい費用の内訳
給湯器交換では、総額だけで判断するのではなく、何にどれだけ費用がかかっているかを確認することが重要です。
たとえば、本体価格が安く見えても、工事費や追加費用が別になっているケースがあります。逆に、本体と標準工事費がセットになっているプランは、総額を把握しやすいというメリットがあります。
特に確認しておきたいのは以下のような項目です。
・給湯器本体の価格
・標準工事費に含まれる内容
・リモコン交換費用
・古い給湯器の処分費
・配管工事などの追加費用
・保証期間や保証範囲
「標準工事費込み」と書かれていても、特殊な設置環境や配管劣化がある場合は追加費用が発生することがあります。見積もり時には、どこまで含まれているのかを確認しましょう。
給湯器交換費用が高くなる主な理由
給湯器交換の費用が高くなる理由として多いのは、以下のようなケースです。
・号数を大きくする
・フルオートなど高機能タイプを選ぶ
・エコジョーズへ変更する
・設置場所を変更する
・配管が劣化している
・マンションPS設置など特殊条件がある
・床暖房や浴室暖房に対応している
特に設置場所の変更は、配管・排気・電源工事が増えるため、費用が高くなりやすい傾向があります。
また、マンションでは設置できる機種に制限があることもあるため、事前確認が必要です。
号数別に見る給湯器交換の費用
給湯器の「号数」は、1分間に出せるお湯の量を表しています。
一般家庭では16号・20号・24号が主流で、号数が大きいほど同時に使えるお湯の量が増えます。ただし、その分本体価格も高くなります。
16号・20号・24号の違い
16号
1~2人暮らし向けのサイズです。
シャワー中心の生活で、キッチンと同時にお湯を使う機会が少ない家庭に向いています。費用を抑えやすい点がメリットです。
20号
2~3人家族に選ばれることが多い標準的なサイズです。
キッチンとシャワーを同時に使う場面にも比較的対応しやすく、バランスの良い号数といえます。
24号
4人以上の家庭や、お湯を同時に使う機会が多い家庭に向いています。
複数箇所でお湯を使っても湯量不足を感じにくい反面、本体価格は高くなる傾向があります。
号数選びで失敗しないポイント
号数を選ぶ際は、家族人数だけでなく「お湯の使い方」を考えることが大切です。
たとえば、人数が少なくても、シャワーとキッチンを同時に使うことが多い家庭では20号以上の方が快適な場合があります。
逆に、現在の給湯器で不満がない場合は、同じ号数で交換する方が費用を抑えやすくなります。
「冬場にお湯がぬるくなる」「家族が増えた」「同時使用が増えた」といったケースでは、号数アップを検討してもよいでしょう。
種類別の給湯器交換費用
給湯器にはさまざまな種類があり、それぞれ費用や特徴が異なります。
ガス給湯器
もっとも一般的なのがガス給湯器です。
都市ガスやプロパンガスを利用してお湯を沸かします。従来型は比較的費用を抑えやすく、交換もしやすいのが特徴です。
給湯専用タイプであれば比較的安価ですが、追い焚きやフルオート機能付きになると価格は上がります。
エコジョーズ
エコジョーズは、省エネ性能を高めたガス給湯器です。
排熱を再利用してお湯を作るため、ガス代を抑えやすいメリットがあります。
ただし、従来型より本体価格が高く、ドレン排水工事が必要になる場合があります。
長期間使うことを考えると、ランニングコストまで含めて比較することが大切です。
エコキュート
エコキュートは、ヒートポンプ技術を使ってお湯を作る電気式給湯器です。
省エネ性能は高いですが、本体価格や工事費は高額になりやすく、交換費用は30万円~70万円前後になることもあります。
また、貯湯タンクを設置するスペースが必要になるため、設置環境の確認が欠かせません。
石油給湯器・エコフィール
寒冷地では、灯油を使う石油給湯器が使われることもあります。
エコフィールは、その石油給湯器の省エネタイプです。ガスが使えない地域や、灯油コストを重視する家庭で選ばれるケースがあります。
機能別に変わる給湯器の価格
給湯器は、機能によっても価格が大きく変わります。
給湯専用タイプ
蛇口やシャワーへお湯を供給するシンプルなタイプです。
追い焚き機能が不要な家庭であれば、もっとも費用を抑えやすい選択肢になります。
オートタイプ
自動湯はりや追い焚き、保温機能に対応しています。
一般家庭で最も多く選ばれているタイプで、利便性と価格のバランスが取りやすいのが特徴です。
フルオートタイプ
オート機能に加えて、自動たし湯や配管洗浄機能なども搭載されています。
家族人数が多い家庭や、快適性を重視したい方に向いていますが、その分価格は高くなります。
設置場所による工事費の違い
給湯器は設置場所によっても工事費が変わります。
戸建てでは屋外壁掛けタイプが一般的ですが、マンションではパイプスペース設置やベランダ設置が多く見られます。
屋内設置タイプの場合は排気設備工事が必要になることもあり、工事費が高くなるケースがあります。
また、現在と異なる設置方法へ変更する場合は、配管や排気工事が追加されやすいため注意が必要です。
暖房機能付き給湯器の注意点
床暖房や浴室暖房乾燥機を使用している家庭では、暖房機能付き給湯器が必要になります。
このタイプは通常の給湯器より本体価格が高く、工事内容も複雑になりやすいため、費用相場は高めです。
安さだけを優先して通常の給湯器へ交換してしまうと、これまで使えていた床暖房や浴室暖房が使えなくなる可能性もあります。
交換時は、現在の型番や対応設備を必ず確認しましょう。
まとめ
給湯器交換の費用相場は、一般的なガス給湯器で工事費込み10万円~30万円前後が目安です。
ただし、号数や機能、設置環境、追加工事の有無によって総額は大きく変わります。
16号は1~2人暮らし向け、20号は2~3人家族向け、24号は4人以上の家庭向けが一般的ですが、実際にはお湯の使い方に合わせて選ぶことが重要です。
また、エコジョーズやエコキュートなど省エネ性能の高い給湯器は初期費用が高くなる傾向がありますが、長期的には光熱費を抑えられる可能性があります。
給湯器は毎日使う住宅設備だからこそ、価格だけでなく、号数・機能・保証・設置条件・業者対応まで総合的に比較しながら、自宅に合った機種を選ぶことが大切です。


